初めてのロードバイクの選び方 スペックうんぬんじゃなくて好きなものを買おう
- 2017.10.30
- ロードバイク
本記事が自転車カテゴリに書く初めての記事になりますので、僕の自転車歴の紹介とともにロードバイク購入までに至った経緯を書いていきます。
これからロードバイクを買おうと思っている方の参考になればと思いますので是非ご覧ください。
最初に言っておくと、自転車の専門用語の解説とかは他のサイト様をご覧になっていただいたほうが良いですw
僕の場合は自転車に興味がほぼない状態なのに、ひょんなことからクロスバイクを手に入れて、そこから自転車にハマっていったわりかし珍しいパターンです。
そんな僕がロードバイク購入に至るまでの話(2011年の話)をしつつ、初めてのロードバイクの選び方として、スペックだけで自転車選びをしているとちょっと見落としがちと思われる点について書いていきたいと思います。
最初はクロスバイクに乗っていました
社会人1年目の時にスポーツ自転車(いわゆるクロスバイク)に乗り出しました。ですがこれは自分から進んで自転車を買おうと思って選んだわけではありません。
このときはたまたま、GIANT ESCAPE R3を会社の先輩からお安く譲ってもらいそれに乗っていました。こちらです。
正直譲ってもらう時は別に自転車に興味があったわけでもなく、特に欲しいとも思っていなかったですw
ただ、何か新しい趣味として始めるには良い機会かな って程度で始めたのが正直なところです。
まぁこれがきっかけで趣味として自転車を始められて今でも楽しめていますので譲ってくれた先輩には感謝しております。
ライトとかスタンドとかもすべてこみこみの状態だったのは助かりましたね。
意外とこういう自転車周りのアイテムは一気に揃えようとするとお金かかるので、これから自転車買おうと思っている方はお気をつけください。
当ブログではおすすめの自転車アイテムも紹介していきますのでそちらの記事も参考にご覧になってみてください。
千葉の田舎という環境
自転車を始める上で周りの環境というのは非常に重要です。
当時僕が住んでいたのは千葉県の田舎でしたので自転車で走りたいというときにはそりゃもう最高の環境でした。
千葉は山も低いしw海が近くにあったので海沿い最高! ってな感じでした。信号の無い道選べば余裕で1時間以上NONSTOPで走り続けることができました。
週末は山道のほうに行ってみたり、海沿いに走りにいったりしてました。平日も仕事から早く帰れた時は近所の周回コースでタイムアタックとかやってましたw
こんな感じで自転車に乗るには最高の環境だったわけです。
また、当時は車を持っていましたので車に自転車を乗せて好きなところに出かけてそこから自転車に乗る なんてことも気軽にできたんです。
こういうことができると、ロードバイクの楽しみ方の幅が非常に広がります。
ご存知の方もいるかもしれませんが、千葉県では毎年10月ごろに「ツール・ド・ちば」が行われています。
「ツール・ド・フランス」は自転車に興味がない方でも一度は聞いた事があるかも知れませんが、こちらは世界的にも有名なプロによる自転車レースです。
詳細はこちら。
ツール・ド・フランス
フランスおよび周辺国を舞台にして行われる自転車プロロードレースである。
毎年7月に23日間の日程で行われるステージレースで距離にして3300km前後、高低差2000m以上という起伏に富んだコースを走り抜く。
フランス国内でのレースが中心だがイギリス、イタリア、スペイン、ベルギー、モナコなど周辺国が舞台になるステージもある。
賞金総額は2015年の場合で約203万ユーロ、うち総合優勝者に45万ユーロとなっているほか、
各ステージ優勝やスプリント賞・山岳賞などに細かく賞金が設定されている。引用:Wikipedia
これの千葉県Verが「ツール・ド・ちば」な訳です!
「ツール・ド・フランス」の後に紹介するとなんかショボく見えますがそんなことないよw
たまたま2011年に行われた「ツール・ド・ちば」は当時僕が住んでいた家の近くがスタート地点になった日がありました。
このときはまだクロスバイクに乗り出したばっかりで、とても走りきれる自信がなかったので参加できなかったんですがちょっと覗きに行った時の写真を載せてみます。
すごい人ですよね、中にはママチャリの人もいましたよ。マジかって感じ。みんななかなかいい自転車に乗られてますわ。
まぁこんな大会も行われるくらい、自転車乗るには恵まれた環境だったんですよね。少しは千葉の魅力、伝わりましたかね?
やっぱりロードバイクが欲しくなる
クロスバイクに乗ってるときはそれはそれで楽しかったです。ですがやはり、
- もっと速く走りたい
- ロードバイクかっこいい…欲しい
という思いがふつふつと沸いていました。今でも愛読していますが漫画「弱虫ペダル」の影響とドロップハンドルへの強い憧れというのがありましたw
クロスバイクなどに乗っていられる方でロードバイクにステップアップしようとしている方はこういう風に思われるパターンは非常に多いのではないでしょうか。
そんな訳で、クロスバイク乗りつつもロードバイクについていろいろ調べだしました。
PINARELLOとかRIDLEYとかLOOKとか、そりゃもう迷いに迷いましたね。
弱虫ペダルで誰が乗ってるやつなのか気にしたりしてね(ちなみに個人的に東堂が好きです)
がしかし今挙げたやつはどれも初心者がポンっと変えるお値段ではないのです・・・
当時僕が実際に自転車選びで使用していたサイトを紹介しようと思いましたがサイト無くなってました…(もう6年も前だからなぁ)
そこで改めて自転車選びの参考になるサイト様を見つけましたので参考に貼っておきます。こちらのサイトでは各メーカーの特徴とともに写真も載せられていてとてもわかりやすいですね。
引用:ロードバイク虎の巻
当時の僕も上記のようなサイトを見て、各メーカーの特徴などを見ながらデザインや値段を考慮しつつ自分が欲しいと思うロードバイクを具体的にイメージしていきました。
結局買ったのはSCOTTのロードバイク
まぁ大分悩みに悩んだ結果、僕が購入したのはSCOTTのSPEEDSTER S20です。
ちなみに今泉も結構好きです(意外とオラオラというか自信に満ち溢れているやつが好きなのです) 弱虫ペダルでも覚醒して強気になってるときとか最高だったね(2011年の連載時はまだそこまで行ってなかったと思いますが)
話がそれてしまいましたが、悩みに悩んだとか言ってますが結局これを選んだ理由は単純で
- デザインが好み
- 価格がちょうどよい
- 今泉が使ってる
ということです。
コンポと価格
ちなみにコンポーネント(通称:コンポ)はSHIMANOの105で本体価格は150,000円ほどでした。
コンポーネントについてはいろんなサイトでも言われていますが初心者でも105以上が無難かと僕も思います。下記にもうちょっと詳しく書きます。
なぜ105が良いか
105の下位にあたるのがティアグラ(Tiagra)ですが、当時のティアグラ(Tiagra)はシフトワイヤーがハンドルからはみ出るのが個人的にちょっと嫌でした。
これを当時は「触覚」などと言っていましたね。当時僕が105にした一番の理由かもしれません…
がしかし、それはもう過去の話。
ティアグラ(Tiagra)4700系からはこの「触覚」が無くなっています(これももう2年くらい前の話ですが…) 下記のサイト様で書かれていますので引用させていただきます。
http://ff-cycle.blog.jp/archives/1024151138.html
引用:えふえふぶろぐ
今ではティアグラ(Tiagra)も性能が上がっているようですが、SHIMANOも公式に、105からレースに対応できると言っています。そんなこと言われたらやっぱり105以上がいいかなーってなっちゃうよね。
ティアグラ(Tiagra)じゃレースに使えないとかそういう訳ではもちろんないですが、初めてのロードバイクにコンポ105というのは今でも無難で間違いない選択のひとつではないでしょうか。
予算に十分余裕があればアルテグラかデュラエース選んでおけばそりゃ良いと思いますが、初心者が数十gの軽量化とか変速のスムーズさとかを気にするのは間違いなく10年早いでしょうw
ぶっちゃけ初めてのロードレーサーで性能差なんてよく分からんからね。
これ言っちゃ元も子もないですがこの割り切りはとても大事だと思います。
コンポは後でグレードアップできるので、もし満足できなければ追加購入すれば済む話です。
ただ、簡単に買い替えるのもお金的に大変なので、初心者が初めて買う際は価格的にも性能的にもバランスが良い105にする というのが僕が考えるBESTな選択です。
まとめ
ロードバイクを購入した当初はそりゃあ浮かれて乗りまくりました。「おおぉこれがドロップハンドルか」「下ハンかっけー」と。
まぁ初めてのロードバイクなんて何買ってもこうなりますw。なのでそこまで深く考えすぎず、
- 各メーカーの特徴を見ながらデザインや値段を考慮して絞り込み、自分が好きなブランドの好きな車種を決める
- コンポもいろいろ選択肢あるけど最初は105がいいんじゃないですか?
といったところです。
自分が好きと思えるものを買う というのが結局一番重要で、間違いなく最良の選び方です。
じゃないとさ、
もし飽きてきたときに愛着がなかったらマジでつらいよ
オチ
そんなこんなで念願のロードバイクを手に入れましたがある時期から正直そこまで乗ってませんでしたw
というのも、周りの環境が大事と書きましたが、まさに僕の周りの生活環境が変わってしまったたために乗る機会がめっきり減ってしまいました。
そう、周りの環境はとても大事です。それは「そもそもロードバイク買っても乗る?」ていう話になるくらい重要です。
これについてはまた別途記事を書きましたのでご覧になってみてください。
こちらの記事の内容も踏まえて改めて、今の自分の自転車選びを見直してみることをおすすめします。
なんか後味悪い感じでさーせんw それでは。
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