RICOHのコンデジ CX4 でカメラデビュー コンデジ総出荷数ピークの時でした
初めて自分のお金でカメラを買ったのはもう7年くらい前。RICOHのCX4を買ったときです。
ここから僕のカメラライフがスタートしたと言えます。これからこのブログでカメラについて語るにあたり、こいつを始めとしたカメラ機材を紹介しない訳にはいきません。
今更というのも憚れる7年くらい前に買った「RICOH CX4」のレビューです。
「そんな昔のカメラのレビューなんて興味ない」なんて言わずにお付き合いください。
コンデジを買う前はどうしていたか
初めて自分でコンデジを購入したのは、2011年の1月なのでもう6年と10ヶ月前ですね。大学生最後の春休みの時だね、その年の4月から新卒で社会人になる年です。
ちなみにこのコンデジを買う前、大学生の時に写真とかどうしていたかと言うと「写ルンです」とかのインスタントカメラを主に使っていました。
今の大学生から見たら信じられないと言われ、鼻で笑われるレベル。けど今は逆に流行っているかもね…
あとはガラケーのカメラとかね。今見ると、鬼のように画質悪いねw 大学生の頃はまだスマホも持ってなくて・・・
正直、コンデジを買わなきゃという明確な理由は無かったけど、大学生最後の春休み(人生最後の長期間の休み)でいろいろ高まっていたんだと思うな。
全世界デジカメ出荷台数は2010年がピーク
余談ですが、過去17年(1999年~2016年)の全世界のデジカメ総出荷台数を見てみると2010年がピークだったみたいだよ。
http://www.cipa.jp/stats/documents/common/cr300.pdf
出典:一般社団法人カメラ映像機器工業会
その数、121,463,000台。こう書くとわかりずらいね、約1億2100万台です!
それに対して去年(2016年)は約2400万台・・・
マジか、マイナス1億台って。。 この背景として確実にスマホの影響があるでしょうね、僕もコンデジ買った2か月後くらいにスマホ買いましたw
スマホに搭載されるカメラの性能は年々良くなっていってたしね。
ちなみに台数のマイナスが激しいのは「レンズ一体型」つまりコンデジですね。スマホがあるからわざわざコンデジ買う必要なんてなくなっていってしまったんでしょう。
これについてはなんか別途語りたいな、面白いデータですよね。
なぜRICOHのCX4を選んだのか
そんなコンデジ最盛期にコンデジを買った、正に時代の波に乗った僕ですが、SONYとかCANON、NIKONなどを差し置いてRICOHを選ぶとは我ながら渋いチョイスでした。
こいつを選んだ理由は以下の3つ
- 背面ディスプレイのきれいさ
- 操作性が意外と良い
- ちょっと人とは違う感
1についてはホントにこれ重要視して良かったと思ってるポイントです。ってか9割型これが理由で選びました。
当時のコンデジは背面ディスプレイがとにかく汚くて・・・ 当時はまだ写真を友達とかとシェアするのって簡単ではなかったんですよね。スマホも持ってなかったので、なおさら。
そんな訳で、コンデジで撮った写真をちょっとだれかに見せたいときはカメラごと渡して見てもらう ってスタイルでした。これ結構分かる人いますよね?
そん時にキレイだったら良いなと思って、背面ディスプレイのきれいさは意識しました。
背面ディスプレイのスペック
具体的な数値を言いますと「3.0型 透過型液晶 約92万ドット」です。
今となっては「ふーん」かもしれませんが、当時(2010年頃)発売されていた同価格帯のコンデジのなかではかなりのハイスペック。
というか現行の機種と比べてもそこまで見劣りしないです。ちなみに発売当初の価格は40,000円くらい。
購入時(発売から約4か月後)の価格は確か22,000円ほどでしたかねぇ。
今考えると、当時は発売当初の価格って結構高いけど、家電製品の価格下落はマジで凄まじかったね。あと、家電量販店で買うのとネットで買うのとで値段も全然変わりました。
では実際にどれくらいこの液晶スペックがすごいのか、同時期に発売されていた人気のコンデジ達と真向勝負してみよう(参考に載せている発売当初の価格はネットの最安値というより家電量販店での価格イメージです)
カメラと言えばCANON
- CANON(IXY 30S) 3.0型TFT液晶カラーモニター 約23.0万ドット 発売当初30,000円くらい
- CANON(PowerShot S95) 3.0型TFT液晶カラーモニター 約46.1万ドット 発売当初50,000円くらい
PANASONICのLUMIXシリーズも人気だった
- PANASONIC(LUMIX DMC-LX5) 3.0型TFT液晶 46万ドット 発売当初50,000円くらい
僕も大好きなSONY
- SONY(Cyber-shot DSC-HX5V) 3.0型 230,400ドット(TFT)クリアフォト液晶 発売当初35,000円くらい
僕の中でキムタクのイメージ、NIKON
- NIKON(COOLPIX P7000) 広視野角3型TFT液晶 約92万ドット 発売当初60,000円くらい
ここで改めてRICOH
- RICOH(CX4) 3.0型 透過型液晶 約92万ドット 発売当初40,000円くらい。
どうですか、人気の機種達と比べても明らかに高水準ですよね。
同等のスペックを持つのはNIKONのCOOLPIX P7000くらいだけどこいつは値段もすごかった。。
人に見せると「画像きれいだね!」と良く言われました。それだけでこの機種を選んでよかったと思いましたね。正直今見ても全然きれいです。
操作性良好
JOYスティックと言うのかな、これがまた意外と使いやすくて。他のメーカーのコンデジはくるくる回るコントロールダイヤルとボタンでぽちぽちと設定しますが、JOYスティックは一度ぽちっと押し込んで設定画面を開けてそのまま直感的に設定を変えられるのは便利でした。
また、クリエイティブ撮影モードとかの設定も簡単にできて無駄にトイカメラとかで撮ってました(機能自体は他機種でもあった機能だと思いますが)
初めてのカメラだけど必要十分な機能かつ操作性でとても気持ちよく使えました。
ちょっと人と違う感
これはまぁ別にどうでも良いけど、周りにSONYとかCANONのコンデジを使ってる人は多かったですよね。
そんな中でRICOHは正直、「は?」って言われるレベルでした。
けど今でも覚えているのは俳優の向井理がCMやってたんだよね。それは僕にとって買う理由に1mmも影響してないけど、当時の周りの女子大生達から「あ、向井理がCMやってるやつだー!」って言われたような気もするし、全く言われなかったような気もする。
うん、メリットでもなんでもないね。
上記以外のスペック
上記以外のスペックはもう面倒くさいので、興味ある方はRICOHのページ見てみてくださいw
http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/dc/cx/cx4/spec.html
引用:RICOH リコーイメージング株式会社
作例紹介
せっかくなので、当時CX4で撮った作例を少しだけど紹介しときましょう。
こいつを買ってすぐに、大学生最後の春休み期間中に静岡の富士宮辺りに一人旅に行きました。一人旅ってしたことなかったので、一度してみたかったんですよね。
学生時代は神奈川県に住んでいましたが、電車に3時間以上乗って富士宮まで行って、そこからレンタカー借りて富士宮周辺を車で移動しつつ写真撮影するという1泊2日の旅でした。
免許取ってから初めて運転するのが見知らぬ土地というのは我ながらどうかと思ったけど、静岡は道も広くで運転しやすくてすごい楽しかったですよ。
カメラも撮影レベルも当時と比べたら大分上がっているはずなので、もう一度あんな自由な写真撮影の旅に行きたいなぁ。。
前置きが長くなりましたが、そのときの作例をメインに紹介します。
作例写真を選んでるとき、お見せできるような写真があまりに少なくて愕然としました。当時はこれでも、「おぉー」とかなってたんだなぁ、懐かしい。
ごめんなさい、完全にネタです。作例で魅力を激減させるというw 正直、今のパソコンで見るとディティールはさすがにきついものがあります。
けど、上記の画像でも当時背面ディスプレイの中でみたら、マジできれいだったのよ(夜景は除く)
まとめ
実は今でも「仕事用」として使っています。仕事用と言っても、僕の場合は記録として写真を撮っておく程度の使い方ですので十分使えます。
買ってからもう7年近く経ちますが全然問題なく使えています。こんなに長く使用している家電機器というのも僕の中では非常に珍しいことです。
初めて自分用としてちゃんと買ったカメラですので、愛着もありますし、これからも末永く愛用していきたいと思います。
オチ
そんなこんなでCX4でカメラライフを満喫していたわけですが、
- 背景をぼかした写真も撮りたい
- ファインダーが欲しい
- もっと高画質で撮りたい
という気持ちが出てきて、CX4を使いつつなんとなく一眼カメラについても調べだしました。
まぁ調べだすと当然、一眼カメラにステップアップしたくなるよね。
一眼カメラと言っても、一眼レフとミラーレス一眼がありどっちがいいんだろうと当時は悩みました。そんな当時の僕の悩みについて別途記事を書きましたので、続きは下の記事をご覧ください。それでは。
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